大阪市在住のM様のケース
当社へご依頼される方のうち 、「離婚」 問題が絡むご相談をよく受けます。
M様のケースでご説明致しますと、結婚当初ご夫婦共有名義で住宅ローンを組んでいらっしゃいました。
平成元年バブルの最中にM様ご夫婦は、会社経営をされていました。マンションからのお買い替えで土地を購入しそこに、新築一戸建をお建てになられました。しかし、バブル経済は長く続かず崩壊しM様の会社経営も思うようにいきませんでした。M様の奥様も会社の役員になっておられ会社の借入れの連帯保証もされていました。M様は、会社運営に危機感をもってせっかく建てた夢のマイホームを手放そうと銀行へ売却の相談に行かれました。しかし、売却するためには残債務(住宅ローンの)を全額銀行に返済しなければならない事を知りました。
新築当初、銀行より借入れた住宅ローンがその時の市場の価格よりも多く(オーバーローン・債務超過)、売却する為には自己資金を支払わなければなりませんでした。毎月々の住宅ローンの返済が苦しい為に、銀行へ相談に行かれたのに自己資金を用意する事など不可能でした。
M様はご自宅の売却を諦めそのまま住み続けるため試行錯誤される日々が続きました。M様ご夫婦は住宅ローンや会社の借入れの返済に追われ、ノンバンク系の金融機関から最終的には消費者金融から借入れ、借金は雪だるま式に膨らんでいきました。そこで、M様ご夫妻はとうとう返済が滞る事になり事情を奥様のご実家に相談し奥様の実家の不動産を担保にノンバンク系の金融機関より借入れをして高利な金融機関の返済に充てました。
しかし油断は出来ません。収入源たる事業の方がうまく行かず、消費者金融より借入れる結果になってしまいました。そしてまた、返済も滞り自宅、会社、奥様の実家の方まで、債権者が取り立てが来るようになったのです。そして、ついに奥様の実家が「競売」にかかってしまいました。そのうち、M様の夫婦仲もぎくしゃくするようになりついには、「離婚」することになりました。
当社が相談を受けたのは、その奥様の方からで、実家の方は何とか身内売買で任意売却(任売)を処理したのですが、大阪の自宅の所有者である、元ご主人は弁護士の先生に相談した結果「自己破産」することになりました。
そして、「破産管財人」の先生と当社と協議の結果当社の依頼者の元奥様と共に任意売却(任売)を成功させることが出来ました。そして、依頼者の元奥様も当社の顧問先の先生に依頼をかけ、「自己破産」し、再生への道へ一歩ずつ前進されていらっしゃいます。


